CoAM式マンション評価方式は、以下の二つの鑑定で構成されます。
◼️CoAM式流通価格鑑定
→その金銭的資産価値に関して、自身が居住するか、他者に貸すかを問わず、「賃料相当金額」にフォーカスして、「購入が得か賃貸が得か」を分析します。
◼️CoAM式管理鑑定
→まずは、金銭的資産価値に関して、売買時点で最もフォーカスされる項目に絞り鑑定評価を行います。その上で居住的資産価値については、その客観性・一般性のフィルター(主に売買時点で注視されるか否か、価格等の要素に影響をどれだけ与えうるか)にかけた上で評価します。
そしてCoAMer式管理鑑定評価については、このCoAM式の鑑定評価に追加して、コンドミニアム・アセットマネージャーたるマンション管理士がより深堀した鑑定を行ってまいります。
具体的なチェック項目としては、「マンションの共用部分の整理整頓・清掃状況(ピックアップポイント:エントランス、共用廊下・階段及び共用スペース、ダストルーム、掲示板)」と、その他の特別な加点・原点情報を流通性の観点からチェックします。
CoAM式が不動産流業者で対応可能なものに限定されている一方、CoAMer式は不動産流通業者の視点でさらにマンション管理士としての視座が要求されるものとなります。
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