Condominium Asset Management(コンドミニアム・アセットマネジメント:CoAM)

◾ Condominium Asset Management(コンドミニアムアセットマネジメント:CoAM)とは

マンション管理士である渕ノ上弘和(フチノウエ ヒロカズ)が管理会社在職中である2015年頃より提唱を開始した、区分所有建物の資産性を評価・検討する上で用いるマンション資産価値分析・管理における手法。マンション(Condominium/区分所有建物)の資産価値を考える上で、その構成要素を「土地」「建物」「管理」の3要素に分解した上で、「流通(売買・賃貸)」と「管理」の両側面から賃料価格・売買価格・管理におけるそれぞれのコストやリスクから具体的検討に落とし込む。具体的には以下の3つをそれぞれ分けて分析・評価を行う。

「土地」=土地そのものの安全性・近隣のエリアとしての魅力(街力)

「建物」=マンションの建築物としての魅力

「管理」=運営としてのプランニング力、実行力

区分所有建物であるマンションの資産価値(金銭的価値・居住的資産価値)に着目し、従来の既存概念であるいわゆる「AM(Asset Management)」「PM(Property Management)」「FM(Facility management」の概念を内包しつつも、複数人が所有するという「区分所有建物」であるが故の管理に関する課題・リスク評価・資産価値向上性等についても取り入れることから、従前の考え方とは一線を画す。

◾ 背景

管理に関する適性評価の定義の必要、マンションストックの増加・人口減少、区分所有建物の高築年化、AIによる価格査定の一般化・高齢化社会の到来

 

◾ マネジメントの対象

1.区分所有建物共用部分(管理組合運営含む)

2.区分所有建物専有部分(賃貸・売買・自己居住)

 

◾ マネジメントの具体的内容

(1)区分所有建物の資産価値の適正評価

①物件価格変動(マクロ・ミクロの観点から)

②購入・賃貸比較分析(市場価値の適性な評価)

③物件の管理状況(現在・過去・未来)

(2)区分所有建物の資産価値向上施策の分析・研究

 

◾ 沿革

2016年に開催された、当時渕ノ上が所属していた管理会社における支店内勉強会において、管理会社のフロント担当のあり方とその施策について渕ノ上が登壇し、提案したのが始まり。Condominium(マンション)とAsset Management(マネジメント)を組み合わせた完全な「造語」として登場する。その後、管理も視野に入れたオリジナルのスタンスの概念として「CoAM」の通称で運用がなされるようになる。