「街力(まちぢから)」・・・街の「住みやすさ」、等の言葉に置き換えられて見かけることが多くなって来ました。
この「街力」は時代背景により大きく変わってくるものではありますが、昨今は様々な理由から、より目的に特化した形で「住」にこだわりを持たれる方がより多くなってきたように感じます。
コンドミニアム・アセットマネジメント(CoAM)の観点から街力を考えると、「金銭的資産価値」「居住的資産価値」の二軸に分けつつ、「マーケットに刺さる」客観性が重要になります。
街として持っている魅力全般の中でも、やはり現在の時勢を勘案すると「オフィス街からの距離」、「住環境としての魅力・面白さ」そういったものが大きなウェイトを占めるのが実際です。
「住環境としての魅力・面白さ」は「歴史のある街」、「商業施設が建設されて利便性が高まった街」、「災害リスクの観点から安全性が評価される街」・・・以前から言われているものはもちろん、「お酒を楽しく飲める街」、「散歩が楽しい街」・・・等目的に特化したもので、更には現在の、そして今後想定されるマーケットに「刺さる」か否かが注目されているように感じます。
一般的に言われている「モノ消費からコト消費へ」この流れの影響も多分にあるのかもしれませんね。
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